穂積絵莉がサビンキとのダブルスで今季初優勝、ITFツアー通算20勝目 [W25パルマ デル リオ]

写真は女子ダブルスで準優勝を飾った穂積絵莉(日本住宅ローン/左)とバレリア・サビンキ(ロシア)(写真提供◎穂積絵莉:日本住宅ローン所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ゼネラリ・オープン・パルマ デル リオ」(ITFワールドテニスツアーW25/スペイン・コルドバ州パルマ デル リオ/6月28日~7月4日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/バレリア・サビンキ(ロシア)がノーシードから勝ち上がってきた佐藤久真莉(富士薬品)/ルル・サン(スイス)を7-6(6) 6-3で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間25分。

 穂積とサビンキのコンビは、今回が3度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2017年3月の深圳(ITF6万ドル/ハードコート)では、準優勝を飾っていた。27歳の穂積がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2019年10月のサンタ マルゲリータ ディ プーラ(W25/クレーコート)以来で通算20回目となる。

 今大会での穂積/サビンキは初戦となった準々決勝で桑田寛子/大前綾希子(ともに島津製作所)を6-3 7-6(6)で、準決勝ではルシア・コルテス ロルカ(スペイン)/メラニー・ストッケ(ノルウェー)を6-3 6-7(5) [10-8]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は7人が本戦に出場したが、穂積が8強入りしたのが最高成績だった。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○4レベッカ・ マサロバ(スペイン)6-3 1-6 7-6(4) ●23ルル・サン(スイス)[Q]

女子シングルス準決勝

○4レベッカ・ マサロバ(スペイン)6-3 6-0 ●16アナスタシア・ザハロワ(ロシア)[6]

○23ルル・サン(スイス)[Q] 6-2 6-2 ●25アンドレア・ラザロ ガルシア(スペイン)[5]

女子シングルス準々決勝

○4レベッカ・ マサロバ(スペイン)6-2 2-1 Ret. ●8マリナ・バソル リベラ(スペイン)[8]

○16アナスタシア・ザハロワ(ロシア)[6] 6-2 6-2 ●11穂積絵莉(日本/日本住宅ローン)

○23ルル・サン(スイス)[Q] 6-7(5) 7-5 6-2 ●19オルガ・サエス ラーラ(スペイン)

○25アンドレア・ラザロ ガルシア(スペイン)[5] 6-4 6-4 ●29オリビア・ガデキ(オーストラリア)[Q]

女子ダブルス決勝

○1穂積絵莉/バレリア・サビンキ(日本住宅ローン/ロシア)[1] 7-6(6) 6-3 ●11佐藤久真莉/ルル・サン(富士薬品/スイス)

女子ダブルス準決勝

○1穂積絵莉/バレリア・サビンキ(日本住宅ローン/ロシア)[1] 6-3 6-7(5) [10-8] ●8ルシア・コルテス ロルカ/メラニー・ストッケ(スペイン/ノルウェー)

○11佐藤久真莉/ルル・サン(富士薬品/スイス)7-6(6) 7-6(4) ●13アリシア・バーネット/オリビア・ニコールズ(イギリス)

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写真提供◎穂積絵莉:日本住宅ローン所属

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