ロラン・ギャロス女王クレイチコバが今季3勝目を母国チェコでマーク [プラハ・オープン]

写真はストラスブール国際でのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ライブスポーツ・プラハ・オープン」(WTA250/チェコ・プラハ/7月12~18日/賞金総額23万5238ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第8シードのテレザ・マルティンコバ(チェコ)との地元勢対決を6-2 6-0で制してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間5分。

 今年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でノーシードから栄冠に輝いた25歳のクレイチコバは、ツアー大会のシングルスで3つ目のタイトルを獲得した。

 この結果でクレイチコバは、マルティンコバとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。昨年は10月にオストラバ(WTAプレミア/室内ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、クレイチコバが7-5 6-1で勝っていた。

 今大会でのクレイチコバは1回戦で予選勝者のイザベラ・シニコバ(ブルガリア)を6-2 6-3で、2回戦でイザリン・ボナボントゥー(ベルギー)を7-6(2) 6-4で、準々決勝で第5シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-3 6-0で、準決勝ではワン・シンユー(中国)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 世界ランク自己最高の72位で今大会を迎えた26歳のマルティンコバは、4度目のWTAツアー準決勝を初めて突破して最終日に臨んでいた。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、第3シードのマリー・ブーズコバ/ルーシー・ラデッカ(ともにチェコ)が第1シードのヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)/ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)を7-6(3) 6-4で倒して今季2勝目を挙げた。

 この大会は昨年までクレーコートで行われていたが、サーフェスをハードコートに変更して開催された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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