カレーニョ ブスタがクライノビッチのツアー初優勝を阻んで今季2勝目 [ハンブルク・オープン]

写真はパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ハンブルク・ヨーロピアン・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/7月12~18日/賞金総額116万8220ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第6シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-2 6-4で下して全試合ストレート勝利でチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間22分。

 30歳のカレーニョ ブスタがATPツアーのシングルスで優勝したのは、4月のマルベーリャ(ATP250/クレーコート)以来で6度目となる。決勝での戦績は、6勝3敗となった。

 この結果でカレーニョ ブスタは、クライノビッチとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。ツアー大会では2019年10月にストックホルム(ATP250/室内ハードコート)の準決勝で顔を合わせ、クライノビッチが4-6 6-3 6-3で勝っていた。

 今大会でのカレーニョ ブスタは初戦となった2回戦で予選勝者のカルロス・タベルネル(スペイン)を7-5 6-3で、準々決勝で第5シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を7-6(4) 6-3で、準決勝ではフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を7-6(2) 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 2017年11月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)で準優勝した実績を持つ29歳のクライノビッチは、4度目のツアー決勝で初のタイトル獲得を目指していた。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、第2シードのティム・プッツ(ドイツ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)が第1シードのケビン・クラウィーツ(ドイツ)/オリア・テカウ(ルーマニア)とのトップ2シード対決を6-3 6-7(3) [10-8]で制した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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