全仏ベスト4のジダンセクが元ジュニア世界1位ビュレルを倒してツアー初優勝 [ローザンヌ女子オープン]

写真は女子シングルス表彰式でトロフィーを受け取るタマラ・ジダンセク(スロベニア/右)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ローザンヌ女子オープン」(WTA250/スイス・ヴォー州ローザンヌ/7月12~18日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア)がノーシードから勝ち上がってきたクララ・ビュレル(フランス)を4-6 7-6(5) 6-1で振りきりチャンピオンに輝いた。試合時間は2時間4分。

 今年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でノーシードから4強入りした23歳のジダンセクがWTAツアーのシングルスで決勝に進出したのは3度目だったが、初のタイトル獲得となった。

 両者は今回が初対戦。元ジュニア世界ナンバーワンで20歳のビュレルはITFツアーで2勝を挙げているが、ツアー大会では3月のリヨン(WTA250/室内ハードコート)で8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 今大会でのジダンセクは1回戦でマリーナ・メルニコバ(ロシア)を2-6 6-3 6-2で、2回戦でマンディ・ミネラ(ルクセンブルク)を6-2 7-5で、準々決勝で予選勝者のルチア・ブロンツェッティ(イタリア)を6-4 4-6 6-3で、準決勝ではマリナ・ザネフスカ(ベルギー)を7-5 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝も行われ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスーザン・バンデッチ/シモナ・ウォルタート(ともにスイス)がウルリカ・エイケリ(ノルウェー)/バレンティーニ・グラマティコプーロウ(ギリシャ)を6-3 6-7(3) [10-5]で倒して地元優勝を飾った。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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