今季4度目の決勝を制したノリーがATPツアー初優勝 [ミフェル・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ミフェル・オープン」(ATP250/メキシコ・ロス カボス/7月19~24日/賞金総額69万4655ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がノーシードから勝ち上がってきたブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-2 6-2で下してATPツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間23分。

 6月のロンドン(ATP500/グラスコート)に続く今季4度目の決勝を制した25歳のノリーは、ツアー決勝での戦績を1勝4敗とした。

 この結果でノリーは、ナカシマとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年2月にデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ナカシマが7-5 6-2で勝っていた。

 今大会でのノリーは初戦となった2回戦でエリアス・イーメル(スウェーデン)を7-6(4) 6-3で、準々決勝で予選勝者のエルネスト・エスコビード(アメリカ)を6-1 6-1で、準決勝では第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-3 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 19歳のナカシマがツアー大会の本戦でプレーするのはこれが5度目に過ぎず、昨年2月のデルレイビーチでのベスト8がこれまでの最高成績だった。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、ハンス・ハッチ ベルドゥーゴ(メキシコ)/ジョン・イズナー(アメリカ)がハンター・リース(アメリカ)/セム・ファーベーク(オランダ)とのノーシード対決を5-7 6-2 [10-4]で制してタイトルを獲得した。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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