「なおみは私のサービスに苦労していた」3回戦で大坂を倒したボンドルソバ [東京2020]

勝利後、大坂なおみ(日清食品/手前)と握手を交わすマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が第2シードの大坂なおみ(日清食品)を6-1 6-4で下した。

 これはキャリア最高の勝利なのか?

「もちろん最高のうちのひとつ。なおみは偉大な選手で何度もグランドスラムを獲っている。厳しい試合になることは分かっていた。とにかく自分のプレーに満足している。第1セットのプレーは最高によかったけど、第2セットは本当にタフだった。それでも切り抜けられてうれしい」

 大坂戦に向けてどんな準備をしてきたのか。

「彼女と対戦できることがうれしかった。今回が初対戦だったから、コーチや他の選手たちにも相談した。相手がなおみであることは考えなかった。コートに立った瞬間は自分を信じるだけ。それが一番重要なこと」

 特別な“大坂対策”を用意していたのか。

「特になかった。彼女はフォアハンド、バックハンドどちらも素晴らしいから。サービスも凄いし。私のサービスに対して彼女は苦労していたと思う。あと、私はドロップショットが得意なの。今日のプレーにはとても満足している」

 今回のようなビッグトーナメントで地に足を着けて勝ち上がるコツ。

「今大会は凄くオープンでどの選手にもチャンスがあるし、皆が本当にいいプレーをしている。準々決勝まできたから、あとはどうなるか楽しみにしてて!」

 ボンドルソバは準々決勝でパウラ・バドーサ(スペイン)とナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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