「なおみの敗退に驚いた」2回戦突破の錦織圭 [東京2020]

試合の合間にタオルを手に取る錦織圭(日清食品)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、錦織圭(日清食品)がマルコス・ギロン(アメリカ)を7-6(5) 3-6 6-1で倒した。

「相手のプレーには驚かされた。普段よりもアグレッシブだったんじゃないかと思う。彼は素晴らしいサービス、フォアハンドがあるから難しい試合になるのは分かっていた。第2セットは彼のほうがよかったけど、第3セットは自分が安定したプレーを見せられた。でも自分の出来は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)との1回戦のほうが断然よかった」 

 大きな袋で右腕をアイシングしている。

「もうだいぶ前になるけど、(2019年10月に)手術を受けた箇所。今はもう完治している」

 大坂なおみ(日清食品)の敗退でメダル獲得へのプレッシャーを一身に背負うのか?

「そんなことはない。僕は自分がコートの上でしなければならないことに集中するだけ。なおみが負けたのは悲しいし、驚いた。彼女に大きなプレッシャーがかかっていたのは分かっていた。初めてのオリンピックは簡単なものじゃないから。彼女の試合は見てないから、あまりコメントはできない」 

 大坂と話したのか?

「ごめんなさい、話してないです。WhatsAppでメッセージを送ろうかな」

 錦織は3回戦でイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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