女子シングルスはベンチッチがボンドルソバを倒して金メダルに輝く [東京2020]
1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第9シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)がマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を7-5 2-6 6-3で振りきり金メダルに輝いた。試合時間は2時間30分。
オリンピックに初めて出場した24歳のベンチッチは、テニス競技のシングルスで金メダルを獲得した2人目のスイス人プレーヤーとなった。これ以前には、マルク・ロセ(スイス)が1992年バルセロナ五輪の男子シングルスで成し遂げていた。
今大会でのベンチッチは1回戦でジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-3で、2回戦で日本の土居美咲(ミキハウス)を6-2 6-4で、3回戦で第8シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を1-6 6-2 6-3で、準々決勝で第13シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-0 3-6 6-3で、準決勝では第15シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を7-6(2) 4-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。
ベンチッチはビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)とのペアで出場している女子ダブルスでも勝ち残っており、2冠目をかけて最終日に第1シードのクレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する予定になっている。
これに先立ち同種目の3位決定戦が行われ、第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がリバキナを1-6 7-6(5) 6-4で倒して銅メダルを確保した。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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