準決勝敗退のズベレフが5万ドルの寄付、オージーたちは285万ドルを逃す [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の大会12日目、男子シングルス準決勝。
 
 アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がオーストラリアを荒廃させた山火事の復興作業に充てるため、5万ドルを寄付するという。

 第7シードのズベレフは、もし今年オーストラリアン・オープンで優勝したら得た賞金のすべてを山火事被害からの復興を援助するキャンペーンに寄付すると誓っていた。今大会でのシングルス優勝者は、400万豪ドル(285万米ドル)を受け取ることになる。

 彼は準決勝で第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)に6-3 4-6 6-7(3) 6-7(4)で敗れ、メルボルン・パークでの連勝を「5」で終わらせた。これはここまでのところ、彼にとってグランドスラム大会での最良の成績だ。

「ああ、残念なことに優勝賞金すべてというふうにすることはできなかった」とズベレフはコメントした。「でも約束は守り、5万ドルを寄付するよ。それが少しは助けになるよう祈る」。

 ズベレフは大会中に、メルボルン・パークで試合に勝つごとに1万ドルを寄付すると約束していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/手前)とドミニク・ティーム(オーストリア/後方)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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