錦織が2019年4月以来のベスト4進出、ハリスにドバイの借りを返す [シティ・オープン]

写真は錦織圭(日清食品)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シティ・オープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/8月2~8日/賞金総額204万6340ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、錦織圭(日清食品)が第14シードのロイド・ハリス(南アフリカ)を6-3 7-5で倒してベスト4に進出した。試合時間は1時間53分。

 ツアー大会で錦織が準々決勝を突破したのは、2019年4月のバルセロナ(ATP500/クレーコート)以来となる。

 今大会に3年ぶり8度目の出場となる31歳の錦織は、2015年にタイトルを獲得。前回プレーした2018年は、準々決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-3 1-6 4-6で敗れていた。

 この結果で錦織は、ハリスとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は3月にドバイ(ATP500/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、ハリスが6-1 3-6 6-3で勝っていた。

 今大会での錦織は1回戦でサム・クエリー(アメリカ)を6-4 6-3で、2回戦で第9シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-2 7-5で、3回戦では第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を3-6 6-3 6-3で破って8強入りを決めていた。

 錦織は準決勝で、デニス・クドラ(アメリカ)とマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)の勝者と対戦する。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles