ルブレフが大会初勝利、シャポバロフとオジェ アリアシムの地元カナダ勢は揃って初戦敗退 [国立銀行オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「国立銀行オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月9~15日/賞金総額348万7915ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がファビオ・フォニーニ(イタリア)を7-6(4) 6-3で倒してベスト16に進出した。試合時間は1時間32分。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合が初戦だった。

 今大会に2年ぶり3度目の出場となる23歳のルブレフは、2度目の本戦で大会初勝利を挙げた。前回開催された2019年は、予選1回戦でマーク・ポールマンス(オーストラリア)に6-1 5-7 6-7(6)で敗れていた。

 ルブレフは次のラウンドで、第13シードのクリスチャン・ガリン(チリ)を4-6 6-3 6-4で破って勝ち上がったジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。

 この日は2人の地元カナダ勢が初戦に臨んだが、ともに3回戦に進むことができなかった。第5シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)がラッキールーザーで本戦入りしたフランシス・ティアフォー(アメリカ)に1-6 4-6で、第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)はドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に5-7 4-6で敗れた。

 そのほかの試合では第7シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第11シードのガエル・モンフィス(フランス)、東京オリンピック銀メダリストのカレン・ハチャノフ(ロシア)、ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)、ロイド・ハリス(南アフリカ)、予選勝者のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)が勝ち上がり、16強が出揃った。

 第16シードのヤニク・シナー(イタリア)はダックワースに3-6 4-6で敗れ、ワシントンDC(ATP500/ハードコート)でタイトルを獲得した翌週は初戦敗退に終わった。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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