準優勝したウインブルドン以来の試合でベレッティーニがタフマッチを制す [ウェスタン&サザン・オープン]
ATPツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~22日/賞金総額540万4435ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)との接戦を6-7(5) 6-3 7-5で制してベスト16進出を決めた。試合時間は2時間20分。
上位8シードは1回戦がBYEで免除されているためベレッティーニはこの試合が初戦となり、先月のウインブルドンで準優勝を飾って以来の再スタートを切った。
この日はベレッティーニ以外にも第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が初戦となる2回戦に臨んだが、ブノワ・ペール(フランス)に3-6 6-4 5-7で競り負けた。
1回戦をプレーしたシード勢は第9シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3 7-6(4) 6-0で倒して勝ち上がったが、第13シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と第16シードのクリスチャン・ガリン(チリ)は敗れた。
2017年チャンピオンのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がバウティスタ アグートを6-3 6-4で、予選勝者のトミー・ポール(アメリカ)はガリンを4-6 6-3 6-4で下し、それぞれシードダウンを演じた。
そのほかの試合ではガエル・モンフィス(フランス)、ライリー・オペルカ(アメリカ)、ジョン・イズナー(アメリカ)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、マリン・チリッチ(クロアチア)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したフランシス・ティアフォー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中での移動を考慮し、USオープン会場でもあるフラッシングメドウでUSオープン直前に行われていた。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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