21歳ケニンの進撃はグランドスラム決勝へ、バーティの地元優勝阻む [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)を7-6(6) 7-5で下し、グランドスラム初優勝に王手をかけた。試合時間は1時間45分。
グランドスラムの本戦に12回目の出場となる21歳のケニンは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でのベスト16がこれまでの最高成績だった。全豪では昨年の大会で初勝利を挙げたあと、2回戦でシモナ・ハレプ(ルーマニア)に3-6 7-6(5) 4-6で敗れていた。
この結果でケニンは、バーティとの対戦成績を2勝4敗とした。グランドスラムでは昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の4回戦で対戦し、バーティが6-3 3-6 6-0で勝っていた。
今大会でのケニンは、1回戦で予選勝者のマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-2 6-4で、2回戦で予選勝者のアン・リー(アメリカ)を6-1 6-3で、3回戦でジャン・シューアイ(中国)を7-5 7-6(7)で、4回戦で母国の後輩でもある15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を6-7(5) 6-3 6-0で、準々決勝ではノーシードから勝ち上がってきたオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-4で破って4強入りを決めていた。
ケニンは決勝で、第4シードのハレプと元世界ランク1位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)の勝者と対戦する。
2019年シーズンのバーティは3月にマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得し、6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初制覇を成し遂げると、そのすぐあとのバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)で優勝して世界ナンバーワンの座に就いた。今季は開幕戦のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)では初戦敗退を喫したが、直前のアデレード(WTAプレミア/ハードコート)を制して今大会を迎えていた。
※写真はソフィア・ケニン(アメリカ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 30: Sofia Kenin of the United States celebrates after winning match point during her Women's Singles Semifinal match against Ashleigh Barty of Australia on day eleven of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 30, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)
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