地元バーティが初の4強、次はケニン [オーストラリアン・オープン]
「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~2月2日/ハードコート)」の大会9日目、女子シングルス準々決勝。
第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(6) 6-2で倒し、地元オーストラリアのグランドスラムで初のベスト4進出を果たした。
また、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)はノーシードから勝ち上がってきた世界78位のオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-4で下し、彼女もグランドスラム大会で初のベスト4進出を決めた。
この日勝ち上がったバーティとケニンは、次の準決勝で顔を合わせる。
厳しいファーストセットに競り勝ったバーティは、続く第2セットでクビトバを引き離した。2度ウインブルドンで優勝しているパワフルなクビトバは、昨年のオーストラリアン・オープン準優勝者だった。
この勝利でバーティは、1984年のウェンディ・ターンブル以来となるオーストラリア人女子の準決勝進出者となった。
一方、ケニンとジャバ―はグランドスラム大会でともに初めての準々決勝を戦った。
「明らかに、より自信を持ってプレーしているわ」とケニンは手応えを口にした。彼女はロシア生まれだが、赤ん坊のときにフロリダに移住して現在に至っている。「本当に、いい活躍ができると感じているの」。
彼女はまだシードプレーヤーと対戦していないが、これから対戦相手の質がぐっと高まることになる。
昨年のフレンチ・オープンでグランドスラム初タイトルを獲得したバーティは、その際に4回戦でケニンを倒した。それがケネンにとって、すべてのグランドスラム大会における最良の成績だった。
ケニンはここオーストラリアン・オープンの4回戦で、注目の15歳コリ・ガウフ(アメリカ)を倒して勝ち上がってきた。
「彼女は素晴らしい活躍をしている」とバーティはケニンについてコメントした。「ここ12ヵ月から18ヵ月の間にテニスを大いに上達しているわ」。
(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
※写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)
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