バーティが前年同一カードの準々決勝でクビトバに雪辱 [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(6) 6-2で倒し、地元オーストラリアのグランドスラムで初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間44分。

 全豪に4年連7度目の続出場となる23歳のバーティは、昨年の大会で初めてグランドスラム4回戦を突破。準々決勝では、ペトラ・クビトバ(チェコ)に1-6 4-6で敗れていた。今季は開幕戦のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)では初戦敗退を喫したが、直前のアデレード(WTAプレミア/ハードコート)を制して今大会を迎えている。

オーストラリアン・オープン2020|トーナメント表

 この結果でバーティは、クビトバとの対戦成績を4勝4敗のタイに追いついた。ふたりは昨年の全豪でも準々決勝で対戦してクビトバが6-1 6-4で勝っていたが、それ以降の対戦ではバーティの4連勝となった。

 今大会でのバーティは、1回戦でレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を5-7 6-1 6-1で、2回戦でポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)を6-1 6-4で、3回戦で第29シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を6-3 6-2で、4回戦では第18シードのアリソン・リスク(アメリカ)を6-3 1-6 6-4で破って8強入りを決めていた。

 2019年シーズンのバーティは3月にマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得し、6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初制覇を成し遂げると、そのすぐあとのバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)で優勝して世界ナンバーワンの座に就いた。

 バーティは準決勝で、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。ケニンは準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 28: Ashleigh Barty of Australia plays a forehand during her Women's Singles Quarterfinal match against Petra Kvitova of Czech Republic on day nine of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 28, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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