メドベージェフがカレーニョ ブスタを倒し、ツアーで4戦全勝のルブレフと準決勝で対戦へ「常に新しい試合」 [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~22日/賞金総額540万4435ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝が行われ、上位4シードが揃ってベスト4進出を決めた。

 男子トップ8シードのうち5人が今年のシンシナティで準々決勝に進出したが、これは大会史上11回目のことだった。今大会で3年連続となる準々決勝に臨んだ第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)は、第7シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-1 6-1で退けた。

 両者は3週間前に東京オリンピックの準々決勝で対決しており、カレーニョ ブスタが6-2 7-6(5)で勝っていた。

 メドベージェフは次のラウンドで、ブノワ・ペール(フランス)を6-2 3-6 6-3で破って勝ち上がった第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。今週プレーした3試合の各セットで3ゲーム以上取られていないメドベージェフは、同胞のルブレフに対してツアー大会で4戦全勝の戦績を残している。

「毎回が常に新しい試合だよ。彼は非常に激しくプレーをする。サービスもいい。彼との対戦は常に難しいよ。でも僕は今、自信のレベルが非常に高い状態なんだ」とメドベージェフはコメントした。

 もうひとつの準決勝は、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の顔合わせとなった。チチパスが第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-2 5-7 6-1で倒し、ズベレフは第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-1 6-3で退けた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中での移動を考慮し、USオープン会場でもあるフラッシングメドウでUSオープン直前に行われていた。(APライター◎ジェフ・ウォールナー/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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