ズベレフが金メダルを獲得した東京オリンピック以来の試合に勝利、モンフィスはツアー通算マッチ500勝目 [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~22日/賞金総額540万4435ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がロイド・ハリス(南アフリカ)を7-6(3) 6-2で制してベスト16進出を決めた。試合時間は1時間16分。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されているためズベレフはこの試合が初戦となり、東京オリンピックで金メダルを獲得して以来の再スタートを切った。

 この日初戦に臨んだ上位シード勢は第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第7シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が揃って3回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第9シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第10シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、ガエル・モンフィス(フランス)、ジョン・イズナー(アメリカ)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、2017年チャンピオンのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ギド・ペラ(アルゼンチン)が勝ち上がり、16強が出揃った。

 モンフィスが第14シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 7-5で、イズナーは第11シードのヤニク・シナー(イタリア)を5-7 7-6(4) 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。モンフィスにとってこの勝利は、現役選手では11人目となるツアー通算マッチ500勝目となった。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中での移動を考慮し、USオープン会場でもあるフラッシングメドウでUSオープン直前に行われていた。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles