テニス界で話題の新婚夫婦が抱える意見の不一致とは?

写真は妻であるエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)の3回戦を応援するガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の大会5日目は、ボトムハーフ(ドローの下半分)の男女シングルス3回戦などが行われた。

 テニス界で話題の新婚夫婦は、意見の不一致を抱えている。エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)は他の多くの選手と同じく、ドローが決まったときに自分の次の試合のことしか考えない。それに対して夫のガエル・モンフィス(フランス)は、数ラウンド先まで見ることを好む。

「でも私は彼に、それはいい兆候じゃないと言って聞かせているの。1試合1試合に取り組んでいかなくちゃ」とスビトリーナは笑いながら言った。

 しかしどんなふうにしようとも、7月に結婚したばかりのふたりにとって物事はいい形で進んでいる。第5シードのスビトリーナは金曜日に第25シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 6-2で下し、4回戦で第12シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と顔を合わせることになった。

 一方で第17シードのモンフィスは、土曜日の男子シングルス3回戦で第13シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。スビトリーナはすでにそのことを知っていたようで、「彼のドローに関しては自分のよりずっとチェックしている」と話した。

 スビトリーナによると彼女とモンフィスは競争関係にあり、互いのパフォーマンスが互いのモチベーションを高める役に立っているのだと語った。

「私たちが違う日にプレーするのは私にとってうれしいことよ。そうすればひとりに集中し、翌日には別のひとりに集中できるから。もちろんガエルがいいプレーして、勝っているのはすごくうれしいわ」とスビトリーナはコメントした。(APライター◎ブライアン・マホニー/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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