スビトリーナがベスト8進出一番乗り、ハレプからグランドスラム大会で初勝利 [USオープン]

写真は女子シングルス4回戦で対戦したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ/手前)とシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第12シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-3で下してベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は1時間16分。

 フラッシングメドウに2年ぶり9度目の出場となる26歳のスビトリーナは、前回プレーした2019年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに関する懸念のため、出場を回避する決断を下していた。スビトリーナは大会前週のシカゴ(WTA250/ハードコート)で今季初優勝を飾り、今大会を迎えている。

 この結果でスビトリーナは、ハレプとの対戦成績を6勝4敗とした。グランドスラム大会では2017年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準々決勝と2019年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の準決勝で顔を合わせ、いずれもハレプがフルセットで勝っていた。

 今大会でのスビトリーナは1回戦で予選勝者のレベッカ・マリノ(カナダ)を6-2 6-3で、2回戦で予選勝者のレベッカ・マサロバ(スペイン)を6-2 7-5で、3回戦では第25シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 スビトリーナは準々決勝で、第16シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と18歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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