勢いに乗る18歳ラドゥカヌがベンチッチを倒して準決勝に到達、予選からのセット連取記録は「16」に [USオープン]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-3 6-4で倒してベスト4に進出した。試合時間は1時間22分。

 グランドスラム大会に4度目の出場となる18歳のラドゥカヌは、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て初めて本戦の舞台に立った今年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でのベスト16がこれまでの最高成績だった。ラドゥカヌは予選3試合を含め、ニューヨークでプレーした16セットをすべてものにした。

 両者は今回が初対戦。7月に東京オリンピックで金メダルを獲得した24歳のベンチッチは、同大会で前回プレーした2019年にグランドスラム大会での自己最高となるベスト4をマークしていた。

 今大会でのラドゥカヌは予選3試合を勝ち抜いたあと1回戦でラッキールーザーのシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-2 6-3で、2回戦でジャン・シューアイ(中国)を6-2 6-4で、3回戦でサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-0 6-1で、4回戦ではシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-2 6-1で破って8強入りを決めていた。

 ラドゥカヌは準決勝で、第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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