18歳ラドゥカヌが予選から驚異の18セット連取でティーンエイジャー対決の決勝が実現 [USオープン]

写真は決勝進出を決めた直後のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、勢いに乗るエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-1 6-4で倒してグランドスラム初優勝に王手をかけた。試合時間は1時間24分。

 グランドスラム大会に4度目の出場となる18歳のラドゥカヌは、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て初めて本戦の舞台に立った今年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でのベスト16がこれまでの最高成績だった。ラドゥカヌは予選3試合を含め、ニューヨークでプレーした18セットをすべてものにした。

 両者は今回が初対戦。26歳のサカーリがグランドスラム大会で準決勝をプレーしたのは今年6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で2度目だったが、戦績は0勝2敗となった。

 今大会でのラドゥカヌは予選3試合を勝ち抜いたあと1回戦でラッキールーザーのシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-2 6-3で、2回戦でジャン・シューアイ(中国)を6-2 6-4で、3回戦でサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-0 6-1で、4回戦でシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-2 6-1で、準々決勝では第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-3 6-4で破って4強入りを決めていた。

 ラドゥカヌは最終ラウンドで、ノーシードから勝ち上がってきた19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。フェルナンデスは準決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(3) 4-6 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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