2021-10-13

ジュニア

伊達公子が説く「気づく力と考える力」の大切さ【ジュニア育成プロジェクト2期生第2回キャンプ】

伊達公子と2期生第2回キャンプの参加メンバー、スタッフ(写真提供:ヨネックス)



「リポビタンPresents伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」2期生第2回キャンプ参加メンバー

網田永遠希
あみた・とわき◎2006年5月25日生

 安定したバックハンドを持ち、ゲームメークにもうまさを見せるが、時に気持ちで引き過ぎてしまう場面も。それだけにボレー練習で伊達に「どんなボールにも飛びついて、食らいついて」と言われた言葉は胸に響いた。「今までにない考え方の引き出しが増えた。川田トレーナーに教えてもらった体幹を強くして、もっと安定したテニスができるように」。そうすれば170センチの長身がさらに生かされていくはずだ。

石井心菜
いしい・ここな◎2010年3月10日生

 中3世代がほとんどの中で最年少の小学6年生。「何でも器用にこなせるし、まだ細かいことを言う年齢でもない。そうすると言うべきことがほとんどない」と伊達もテニスセンスを絶賛する。周囲は年上ばかりだが、「すごく楽しい」と物怖じすることなく、「でもみんな行動が早くて、ずっと遅れっぱなし」とコート外でも愛されキャラのポジションに。「将来は誰からも応援される選手になりたい」という目標へ確かな一歩を踏み出している。

木河優
きかわ・ゆう◎2006年3月10日生

 最年長の高校1年生だが早生まれ。「全日本ジュニアU16では木下晴結ちゃんに負けてしまったけど、実力をつけてほかのメンバーに負けないくらい力をつけたい」と同世代のメンバーたちと切磋琢磨する。ストロークの安定感は確かなものがあるものの「自分の打ったボールによって前に出たり、下がったり。ポジションを考えながらプレーしたい」と、さらにテニスの幅を広げていくことを次の課題とする。

岸本聖奈
きしもと・せいな◎2006年10月6日生

 ショットの威力は十分だが、まだまだ安定感には乏しい。課題はしっかり自覚しており、「まだ体幹がないので、打点でタイミングがぶれてしまう。体幹を鍛えてボールの質を良くしたい。ホームコートに帰って徹底的にやりたい」と成長を誓う。「周りが全国のトップレベルばかりなので、そこを目標に追いつきたい。伊達さんの『努力は当たり前』という言葉を忘れずに頑張りたい」と周囲からの刺激を糧にする。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

取材◎杉浦多夢 写真◎菅原淳

Pick up

Related

Ranking of articles