ロジャーズ、キーズ、スティーブンスの地元アメリカ勢3人が初戦を突破 [WTAインディアンウェルズ]

写真はスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月6~17日/賞金総額876万1725ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、スローン・スティーブンス(アメリカ)がヘザー・ワトソン(イギリス)を6-7(5) 7-5 6-1で倒した。

 第2セット5-5から7ゲームを連取したスティーブンスは、手にした18回のブレークチャンスのうち7つをものにした。ワトソンはサービスエースを7本決めたが、同じ数のダブルフォールトを犯した。

 スティーブンスは次のラウンドで、第19シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 今大会では以前から各コートでチャレンジシステムが利用できたが、今年はすべてのコートでエレクトリック・ラインコール(自動判定)システムが採用されている。

 この日はスティーブンス以外にも地元アメリカ勢7人が初戦に臨み、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)とマディソン・キーズ(アメリカ)が勝ち上がった。ロジャーズがアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を7-6(2) 6-2で下し、キーズはカイア・カネピ(エストニア)を6-0 7-5で退けた。

 一方でアン・リー(アメリカ)が日本の土居美咲(ミキハウス)に2-6 7-5 5-7で競り負け、マディソン・ブレングル(アメリカ)がシェイ・スーウェイ(台湾)に1-6 6-7(4)で敗れたほか、予選勝者のアリシア・パークス(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケイティ・ボリネッツ(アメリカ)とアシュリン・クルーガー(アメリカ)は姿を消した。

 そのほかの試合ではリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)、テレザ・マルティンコバ(チェコ)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)、ラッキールーザーで本戦入りしたジャスミン・パオリーニ(イタリア)、アリゼ・コルネ(フランス)、アランチャ・ラス(オランダ)、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)が2回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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