元世界1位マレーが快勝で初戦を突破、次は18歳アルカラスと初対決 [ATPインディアンウェルズ]

写真はアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月7~17日/賞金総額914万6125ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)がアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3 6-2で退けた。

 今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマレーは5本のサービスエースを決め、ファーストサーブからのポイントを82%ものにした。マレーが6回あったブレークポイントのうち3つを取ったのに対し、マナリノは唯一のチャンスを決めることができなかった。

 マレーは次のラウンドで、第30シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 地元アメリカ勢は6人が1回戦に臨み、20歳のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)とブランドン・ナカシマ(アメリカ)、予選勝者のエルネスト・エスコビード(アメリカ)とクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)の4人が勝ち上がった。

 そのほかの試合ではアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、ジョン・ミルマン(オーストラリア)、ペドロ・マルチネス(スペイン)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ジャンルカ・マーゲル(イタリア)、日本の西岡良仁(ミキハウス)、エミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)と、予選勝者のエミリオ・ゴメス(エクアドル)、アレハンドロ・タビロ(チリ)、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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