コンタベイトがアレクサンドロワに逆転勝利で3ヵ月連続タイトル獲得 [クレムリン・カップ]

写真は3ヵ月連続でタイトル獲得したアネット・コンタベイト(エストニア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「VTBクレムリン・カップ」(WTA500/ロシア・モスクワ/10月18~24日/賞金総額56万5530ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で第9シードのアネット・コンタベイト(エストニア)が敗戦の危機に2度直面しながら挽回し、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を4-6 6-4 7-5で倒してチャンピオンに輝いた。

 今大会で初めてセットを落としたコンタベイトは第2セットも0-4と劣勢に立たされたが巻き返してセットオールに追いつき、第3セットではアレクサンドロワが5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップでブレークバックに成功して勝利をもぎ取った。

「まだ言葉が出ないわ…。エカテリーナにおめでとうと言いたい。あなたは今日、本当に素晴らしいプレーをした」とコンタベイトは試合後に語った。

 8月のクリーブランドと9月のオストラバでタイトルを獲得したコンタベイトは、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した今大会で3ヵ月連続となる今シーズン3度目の優勝を飾った。今季のWTAツアーでこれよりも多く勝っているのは5勝を挙げている世界ナンバーワンのアシュリー・バーティ(オーストラリア)だけで、コンタベイトはバーボラ・クレイチコバ(チェコ)の3勝に並んだ。

「残念ながら、今日の私にはこれが精一杯だったみたいよ。本当に悲しいけど、足りなかった部分を練習して次に同じことが起こらないことを願うわ」とアレクサンドロワはコメントした。

 コンタベイトはまだ女子トップ8によるシーズン末のエリート大会「WTAファイナルズ」への出場権を獲得する可能性を残しており、最終枠争いでオンス・ジャバー(チュニジア)を追いかけている。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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