再度の延期へ調整、4年に一度のシニアのための国際大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」


 公益財団法人ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西組織委員会は26日、大阪市で記者会見を行い、2022年5月13日(金)から29日(日)まで、関西を舞台に(周辺県も含む)35競技59種目を実施予定だった4年に一度のシニアのための国際大会「WMG2021関西」(30歳以上なら誰でも参加できる※ただし競技により年齢設定は違う)を再度延期する方向で調整を始めたことを明らかにした。当初、大会は「東京2020」の翌年の2021年5月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2022年5月に延期。今回はふたたびの延期となる。

 組織委員会は、同大会が参加型の生涯スポーツの国際大会で、「海外からある程度自由に参加(入国)できること」「参加者が安心して競技・交流・ツーリズムを楽しめる環境が整っていること」が開催の条件であるとし、来年5月に日本が大会を開催できる状況にあるかどうか、専門家の分析も踏まえ、開催方針について開催自治体、共催団体、競技団体、協賛企業などの関係者と慎重に議論を重ねてきた結果、現時点では2022年5月時点での開催条件の成就が期待できないと判断。参加者、特に海外からの参加者が安心して競技に参加し、自由に交流・ツーリズムを楽しむことができる環境が整うまで大会開催を再度延期することが妥当であるとし、その旨を国際マスターズゲームズ協会(IMGA)に提案することにした。

 関連競技大会等の開催計画や国内の状況を踏まえると、日本の次に開催を予定している「ワールドマスターズゲームズ2025」(台湾/台北市・新北市)以後、なるべく早期の開催を目指すものとし、「2026年5月」を会期とする方向でIMGAと交渉する。

 日本大会のエントリーはすでに開始されており、コロナ禍での停止もあったが、現在までに1万7000人程の申し込みがあるという。組織委員会は、エントリーを一旦キャンセルとするか、継続できる仕組みをつくるかなど、対応は現時点で未定としているが、いずれにせよ、エントリーされた方の優先権は維持される方向で進められそうだ。

2022年〜シニア関連競技大会等の開催計画

2022年
◎パンアメリカンマスターズゲームズ(ブラジル・リオ/未定(9~10月)
○世界水泳選手権(福岡市/5月)
○世界マスターズ水泳選手権(福岡市他/5~6月)
○世界パラ陸上競技選手権大会(神戸市/8~9月)
○アジア競技大会(中国・杭州/9月)
○国民体育大会・全国障害者スポーツ大会(栃木県/10月1〜11日)

2023年
◎アジアパシフィックマスターズゲームズ(韓国・全羅北道/5月)
◎ヨーロピアンマスターズゲームズ(フィンランド・タンペレ/6~7月)
○国民体育大会・全国障害者スポーツ大会(鹿児島県/10月)

2024年
◎冬季ワールドマスターズゲームズ(候補都市イタリア・ロンバルディア州/未定)
◎パンアメリカンマスターズゲームズ(アメリカ・クリーブランド/未定)
○夏季オリンピック・パラリンピック(フランス・パリ/7~8月)
○国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(佐賀県/10月)

2025年
◎ワールドマスターズゲームズ(台北市・新北市/5月)
○大阪・関西万博(4~10月)
○国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(滋賀県/10月)

2026年 ※これから調整「ワールドマスターズゲームズ関西」
◎アジアパシフィックマスターズゲームズ(開催都市未定/未定)
○アジア競技大会(名古屋市/9~10月)
○国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(青森県/10月)

2027年
◎ヨーロピアンマスターズゲームズ(開催都市未定/未定)
○国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(宮崎県/10月)

2028年
◎冬季ワールドマスターズゲームズ(開催都市未定/未定)

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