元ダブルス世界ランク1位のカーラ・ブラックが国際テニス名誉の殿堂ファン投票で1位に

写真は2014年WTAファイナルズの女子ダブルスで優勝を飾ったカーラ・ブラック(ジンバブエ/右)とサーニャ・ミルザ(インド)(Getty Images)


 元ダブルス世界ランク1位のカーラ・ブラック(ジンバブエ)が2022年国際テニス名誉の殿堂ファン投票で1位となり、公式投票での票に3%の上乗せを受ける権利を手に入れた。

 ジンバブエ出身のブラックは、アフリカ生まれの女子プレーヤーとして初めてテニス名誉の殿堂にノミネートされた。彼女はウインブルドンでの3度を含めてグランドスラム大会の女子ダブルスで5つのタイトルを獲得し、ミックスダブルスでも5度栄冠に輝いた。ダブルススペシャリストとして知られるブラックはツアー通算60勝を挙げ、世界ランク1位の座を163週に渡って維持した。

 ブラックに次ぐファン投票2位はフラビア・ペンネッタ(イタリア)で2%、3位のアナ・イバノビッチ(セルビア)は1%のボーナスを獲得した。

 フアン カルロス・フェレロ(スペイン)、カルロス・モヤ(スペイン)、リサ・レイモンド(アメリカ)もまた、プレーヤー部門の候補にリストアップされている。

 プレーヤーが名誉の殿堂メンバーに選ばれるためには、テニス記者や歴史家を含む公式審査員の投票で75%以上の支持を得なければならない。ファン投票の結果は、ぎりぎりのラインにいる者を押し上げる助けとなる。

 2022年度に殿堂入りするメンバーは来年初頭に発表され、アメリカ・ロードアイランド州ニューポートで行われる殿堂入りのセレモニーは7月16日に予定されている。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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