アメリカとロシアが決勝トーナメントに進出 [ビリー ジーン・キング・カップ]

写真はJ&T銀行オストラバ・オープンでのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ) by BNPパリバ ファイナルズ」(チェコ・プラハ/11月1~6日/室内ハードコート)の大会3日目は、グループAとグループCのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦が行われた。

 グループAはロシアが前回大会優勝国で第1シードのフランスを2勝1敗で下して2連勝を飾り、グループCでは第3シードのアメリカがスペインを2勝1敗で破って1勝目を挙げた。グループCは3チームが1勝1敗で並んだが、セット取得率で上回ったアメリカが決勝トーナメントに進出した。

 準決勝では、アメリカとロシアが対戦する。

 ビリー ジーン・キング・カップは新フォーマットの採用を決定して本来なら2020年から12ヵ国が一堂に会するファイナルズで優勝国を決めることになっていたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりキャンセルされていた。

 ファイナルズでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメント(準決勝)に進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。(テニスマガジン)

※[ ]数字はシード順位

ラウンドロビン第3戦|11月3日(水)

グループA

フランス[1](0勝2敗)1-2 ロシア(2勝0敗)

R1 ○クララ・ビュレル 3-6 6-4 6-3 ●エカテリーナ・アレクサンドロワ
R2 ●アリゼ・コルネ 7-5 4-6 2-6 ○アナスタシア・パブリウチェンコワ
R3 ●クララ・ビュレル/アリゼ・コルネ 2-6 1-6 ○ベロニカ・クデルメトワ/リュドミラ・サムソノワ

グループC

アメリカ[3](1勝1敗)2-1 スペイン(1勝1敗)

R1 ○スローン・スティーブンス 6-4 6-4 ●ヌリア・パリザス ディアス
R2 ○ダニエル・コリンズ 6-1 6-0 ●サラ・ソリベス トルモ
R3 ●キャロライン・ドラハイド/ココ・バンダウェイ 3-6 4-6 ○アリョーナ・ボルソバ/レベッカ・マサロバ

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写真◎Getty Images

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