「負けたら私は終わっていた」ムグルッサに逆転勝利のプリスコバ [WTAファイナルズ]

ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)との激しい打ち合いを制したカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(WTAファイナルズ/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/11月10~17日/賞金総額500万ドル/ハードコート)のテオティワカン・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦で、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第6シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)との死闘を4-6 6-2 7-6(6)で制した。

 「スタートは最高ではなかったけど、まずまずだった。でも、2-0リードからサービスゲームを2連続で落としたのが大きな間違い。1回ならまだあり得るけど、2回は多過ぎる。そのあと彼女はもうブレークするチャンスを与えてくれなかった。それでも第1セットは4-6でかなり競ったものだった」

 第2セットではリターンから積極的に攻めていった。

「少し攻めていった。第1セットは受け身過ぎたのにミスも多かった。だから、もう少し積極的に行こうと思った。ミスは減らないだろうけど、ウィナーは増えるだろうからね。特に相手のセカンドサーブにはプレッシャーをかけたかった。それがうまくいき、第2セットは本当にいいプレーができたと思う」

 大事な初戦をものにした。

「もしこの試合を落としていたら、私は終わっていたと思う。それほど大変な試合で、マッチポイントもいくつかあり、ブレークポイントも何度もあり、タイブレークにもつれる前に試合を終わらせるチャンスもあった。でも同時に、負ける可能性もかなり高い試合だった」

 プリスコバはテオティワカン・グループの2戦目で、第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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