ポールがレジェンドのマレーを倒して準決勝進出 [ストックホルム・オープン]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/18444/images/main_98b990d113dd468774b65fcc0f255cbc.jpg?w=850)
ATPツアー公式戦の「ストックホルム・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/11月7~13日/賞金総額71万1275ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝でトミー・ポール(アメリカ)が相手の反撃を食い止め、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアンディ・マレー(イギリス)を6-2 3-6 6-3で倒してベスト4に進出した。
第1セットを先取したポールは第2セットではファーストサーブが入らず苦労し、グランドスラム大会を3度制した実績を持つマレーに付け入る隙を与えてしまった。しかしマレーは第3セットの重要な局面でダブルフォールトを犯して3-4とリードされ、タイトルを獲得した2019年10月のアントワープ以来となるツアー4強入りを逃した。
「彼はレジェンドだ。僕は今日、自分のベストテニスと呼べるプレーした。僕は試合の途中にコーチを見上げ、今日は彼と戦うのが楽しいと思ったよ」とポールはマレーについて話した。
ポールは次のラウンドで、同胞のフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。第8シードのティアフォーは第4シードのダニエル・エバンズ(イギリス)に1-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめ、準決勝に進出した最初のプレーヤーとなった。彼は3週間前のウィーンで決勝に進出したが、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れてキャリア2つ目のタイトルを逃していた。
もうひとつの準決勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とデニス・シャポバロフ(カナダ)の同胞対決となった。第2シードのオジェ アリアシムがボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 6-3で退け、第3シードのシャポバロフはアルトゥール・リンデルネック(フランス)に4-6 6-3 7-5で競り勝った。
好調なサービスに支えられたオジェ アリアシムは準々決勝を通して11本のエースを決め、33回あったファーストサーブからのポイントを27本ものにした。
「今日の僕は動きもよかったし、ボールのスピードや高さにうまく変化をつけてプレーできていたね。ここのコートは僕に合っていると思うよ」とオジェ アリアシムはコメントした。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
Pick up
-
2024-07-12
大坂なおみが出場表明!「東レPPOテニス」最速先行チケット販売は7⽉12⽇(⾦)よりe+(イープラス)で
1984年の開始以来、国内最高峰の国際女子テニス大会として
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
Pick up
-
2024-07-12
大坂なおみが出場表明!「東レPPOテニス」最速先行チケット販売は7⽉12⽇(⾦)よりe+(イープラス)で
1984年の開始以来、国内最高峰の国際女子テニス大会として
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Ranking of articles
-
2024-07-04
ITFがパリ五輪テニス競技のエントリーリストを発表、日本勢は錦織圭&ダニエル太郎&大坂なおみ&内島萌夏&青山修子/柴原瑛菜が選出
-
2024-07-15
ウインブルドン2024|トーナメント表
-
2024-07-21
16歳以下は駒田瑛人(兵庫/ラボキッズJr)と石田実莉(兵庫/神戸野田高)が単複2冠 [2024関西ジュニア]
-
2024-07-21
12歳以下シングルスは安居院咲空(滋賀/ARROWS T.S.)と坂本愛実(奈良/ダイヤモンドTC学園前)が優勝、安居院は単複2冠 [2024関西ジュニア]
-
2024-07-21
14歳以下シングルスは安藤大貴(大阪/江坂テニスセンター)と西脇美結(大阪/TEAMSTUFF)が優勝、西脇は単複2冠 [2024関西ジュニア]