マレーが初戦突破でシナーに対する2回戦へ「大きなテストになる」 [ストックホルム・オープン]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/18419/images/main_3e95101718f0d597e460194d0b96bf4c.jpg?w=850)
ATPツアー公式戦の「ストックホルム・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/11月7~13日/賞金総額71万1275ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアンディ・マレー(イギリス)が予選勝者のビクトル・ドゥラソビッチ(ノルウェー)を6-1 7-6(7)で倒して大会デビュー戦を勝利で飾った。
グランドスラム大会を3度制したマレーは第1セットを快調に先取したが、第2セットはやや苦労して世界ランク354位のドゥラソビッチにもう少しで最終セットに持ち込まれるところだった。
先週のパリ・マスターズで7つのマッチポイントを棒に振ってドミニク・コプファー(ドイツ)に敗れていた34歳のマレーは、セットポイントを凌いだ末に3本目のマッチポイントをものにして試合に終止符を打った。
後半に苦戦を強いられた24歳のドゥラソビッチについて、「彼はコート後方から強烈なボールを打ってきた。もしこんなふうにプレーし続ければ、彼はランキングを昇り続けていくことだろう」とマレーは評価した。
「試合の終りに彼は非常にいいプレーをしていたから、終盤をうまく切り抜けることができてうれしいよ」
マレーは次のラウンドで、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。今季5つ目のタイトルを目指している世界10位で20歳のシナーは、ATPファイナルズ出場権をぎりぎりのところで逃していた。
「彼は素晴らしい年を送った。彼は室内ハードコートでのプレーが得意だから、僕にとって大きなテストになるだろう」とマレーは次戦を見据えた。
この日プレーしたシード勢は第5シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がラッキールーザーで本戦入りしたイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を6-4 6-4で下して2回戦に駒を進めたが、アルトゥール・リンデルネック(フランス)と対戦した第6シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は1-6 0-2となった時点で肩の痛みを理由に棄権した。
そのほかの試合ではボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)がラッキールーザーのニーノ・セルダルシッチ(クロアチア)を7-6(5) 7-6(5)で、ペドロ・マルチネス(スペイン)はエミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)を6-4 3-6 7-6(4)で破ってそれぞれ初戦を突破した。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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