「こんなにいいプレーができると思わなかった」サバレンカに勝利のバドーサ [WTAファイナルズ]

アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)にストレート勝ちで笑顔のパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(WTAファイナルズ/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/11月10~17日/賞金総額500万ドル/ハードコート)の大会2日目に行われたチチェン イッツァ・グループの第1戦で、第6シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-0で退けた。

「今日のパフォーマンスにとても、とても満足している。こんなにいいプレーができると思わなかった。完璧に近い試合ができた。ここでのプレーは難しいけど、この独特のコンディションの中でもいいプレーができた。思い切ってショットを決めにいき、とてもアグレッシブにプレーできた。今は凄く自信がある」

 第1セットは2-4とリードされてから逆転した。

「あのゲームの前はミスを恐れてプレーが受け身で消極的過ぎた。でも、このようなときに気持ちが守りに入れば入るほど、ミスが増えてしまう。あのときは状況を受け入れて気持ちを切り替えた。彼女のミスを待つのではなく、自分からポイントを取りにいった」

 8月のシンシナティで対戦したときはフルセットにもつれながらも勝利した。

「彼女と対戦したばかりだったから、どんな試合になるのかある程度予想できた。また対戦したいと思っていた。勝てるかもしれないし、負けるかもしれないけどね。第1セットでは自分のサービスゲームがよくなかった。彼女がとてもアグレッシブだったから、“OK、とにかく彼女と同じレベルのプレーをしなければならない”と自分に言い聞かせた」

 WTAファイナルズのデビュー戦で勝利をおさめた。

「今大会はすべての試合が非常にタフ。世界最高の選手が相手なのだから、どの試合もバトルになるのはわかっている。でも、そのためにここへ来ている。シーズン最後の試合だから力を出し尽くしたい。メキシコにいることで物凄くモティベーションが高まっている」 

 次は第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)との対戦になる。

「彼女は今日いい試合をしたと思う。ここのコンディションにうまく順応しているみたい。プレーしやすそうだから、難しい試合になると思う。でも、今日とは全然違う展開になるのかな。より戦術的な戦いになるはず。とにかく、素晴らしいチャレンジを楽しみにしている」(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles