ムグルッサを指導するマルチネスが2021年シーズンのWTA最優秀コーチ賞を獲得

写真は「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(メキシコ・グアダラハラ)で優勝を飾ったガルビネ・ムグルッサ(スペイン/左)とコーチのコンチタ・マルチネス(スペイン)(Getty Images)


 女子テニス協会(WTA)が日曜日に公式サイトを更新して2021年シーズンのWTA最優秀コーチ賞を発表し、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を指導するコンチタ・マルチネス(スペイン)が選ばれた。

 マルチネスは2017年と18年に臨時コーチとして支えていたときにムグルッサを世界ナンバーワンの座に導き、一旦は師弟関係を解消したが2019年シーズン終了後にパートナーシップの再開を発表した。

 そのときのムグルッサは世界ランク30位台に低迷していたが、2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で準優勝を飾ってトップ20に復帰するとトップ10に返り咲いた今シーズンは「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(メキシコ・グアダラハラ)で初タイトルを獲得するなど3勝を挙げて3位に浮上した。

 4年前に創設された同賞はWTAコーチプログラムのメンバーによる投票で選出され、2018年が大坂なおみ(日清食品)をUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)優勝に導いたサーシャ・バイン氏、2019年がアシュリー・バーティ(オーストラリア)を世界ランク1位に押し上げたクレイグ・ティザー氏、昨年はフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初優勝を飾ったイガ・シフィオンテク(ポーランド)をジュニア時代から指導していたピオトル・シェルツプトウスキー氏が受賞していた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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