USオープン女王ラドゥカヌがコロナ陽性でアブダビでのエキシビションマッチを欠場

写真はイギリス・ロンドンで開催されたATPチャンピオンズツアーの記者会見でのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 USオープン女王のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定されたため、アラブ首長国連邦・アブダビで開催されるエキシビションマッチを欠場することになった。

 新シーズン開幕前の恒例となっている「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ/12月16~18日/ハードコート)の主催者は月曜日にラドゥカヌの欠場を発表し、彼女がプロトコルに従って隔離していると明かした。ラドゥカヌは同大会でベリンダ・ベンチッチ(スイス)とプレーする予定だったが、代わりの対戦相手を探さなければならなくなった。

 ラドゥカヌは9月にUSオープンで優勝し、グランドスラム大会でタイトルを獲得した史上初の予選勝者となった。当時18歳で世界ランク150位だった彼女は予選から10試合を1セットも落とさず勝ち抜き、2004年に17歳でウインブルドンを制したマリア・シャラポワ(ロシア)以降で最年少のグランドスラム大会優勝者となった。

 これらの活躍が認められ、ラドゥカヌは先週に発表された2021年シーズンのWTAプレーヤーアワードで最優秀新人賞に選出された。

「ウイルス検査で陽性となったため、とても楽しみにしていたのですがここでファンの皆様の前でプレーするのは次の機会まで延期しなければならなくなりました。私は規則に従って隔離しており、早くコートに戻ることができるように願っています」とラドゥカヌは大会公式サイトのニュースリリースの中でコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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