元デビスカップ代表含む6人のモロッコ人男子テニスプレーヤーが八百長のため活動停止処分

テニスの不正を調査する団体であるインターナショナル・テニス・インテグリティ・エージェンシー(以下ITIA)は木曜日、八百長行為によりデビスカップでプレーした経験を持つ4人を含めた6人のモロッコ人男子プレーヤーが活動停止処分を受けたと発表した。
6人のプレーヤーは「複数の違反と試合内容の操作およびそれに対する金銭の受け取り、不正の誘いがあったことを報告しなかったことなどを含む様々な八百長行為で有罪となった」とITIAは声明文の中で述べたが、どの大会で不正が行われたかについては言及しなかった。
「ITIAの調査ではプレーヤーたちの違反行為は繋がっており、そのため合同聴聞会が必要になった」
問題のプレーヤーたちはアミン・アホウダ(モロッコ)、アナス・チャクロウニ(モロッコ)、アユブ・チャクロウニ(モロッコ)、モハメド ザカリア・カリル(モロッコ)、ソフィアン・エル メスバヒ(モロッコ)、ヤシル・キラニ(モロッコ)だと明かされた。彼らの活動停止処分は9年以上で、アユブ・チャクロウニには永久追放処分が科された。
デビスカップの記録によれば、アホウダ、アユブ・チャクロウニ、エル メスバヒ、キラニが2014年から19年までの様々な時期にモロッコのデビスカップ代表チームでプレーしていた。アホウダの世界ランク自己最高は668位で、6人の中でもっとも高かった。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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