2020年準優勝のティームがオーストラリアン・オープン出場を取り消し、南米での復帰を予定
手首のケガから復活を目指すドミニク・ティーム(オーストリア)が火曜日にオーストラリアン・オープン出場を取り消し、南米で2022年シーズンを始めると発表した。
ティームは復帰の準備に「ちょっとした後退」があったが、「今はふたたび調子がよくなっている」と話した。
「僕は1月末にアルゼンチンでのコルドバ・オープンに出場し、南米でシーズンをスタートさせる予定だ。そんな訳で、今年はオーストラリアン・オープンではプレーしない。オーストラリアのファンたちに会えないのは残念だが、2023年大会で戻っていくよ」とティームはコメントした。
「手首はとてもいい状態にあり、強度の高い練習を普通にこなしている。いい形で大会に復帰すため、これが正しい選択であると僕たちは信じている」
6月のマヨルカ・オープンでプレー中に手首を痛めたティームは戦線を離脱し、ウインブルドンとUSオープン出場も断念していた。
2022年最初のグランドスラム大会となるオーストラリアン・オープンは、1月17日に開幕する予定になっている。ティームは2020年にメルボルン・パークで決勝進出を果たし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を追い詰めながらもフルセットの末に敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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