コンディション不良のティームがATPカップとシドニーの大会への出場を取り消し「オーストリアに戻る」

写真は2021年ATPカップでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 2020年USオープン優勝者のドミニク・ティーム(オーストリア)が自身のツイッターを更新し、2022年1月にオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーで開催される世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(ハードコート)とシドニー・テニス・クラシック(ATP250/ハードコート)を欠場すると発表した。

 ティームはツイッターに投稿した声明文の中で「自分のチームと話し合った結果、オーストラリアに行く代わりにオーストリアに戻る決断を下しました」と報告し、「ドバイで風邪(COVID-19の検査は陰性でした)を引いてしまい、先週は練習することができませんでした。そのため私はATPカップとシドニーでのATP250大会でプレーできる状態ではありません」と説明した。

「ここ6ヵ月プレーしていなかったから、急いで復帰してさらにケガをするリスクを冒すことはできません。目標はオーストラリアン・オープンでプレーすることですが、12月末までに参加についての最終決定を下すつもりです」

 6月のマヨルカ(ATP250/グラスコート)で手首を痛めて戦線を離脱したティームは、それまでに9大会に出場して9勝9敗の戦績でシーズンを終えていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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