シフィオンテクの連覇を阻んだバーティがリバキナとの決勝へ「ここで最高のプレーをしたい」 [アデレード国際1]

写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)


 2022年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「アデレード国際1」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月3~9日/賞金総額70万3580ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が大会連覇を目指していた第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を1時間27分しかかけずに6-2 6-4で下し、同大会で2年ぶりの地元優勝に王手をかけた。

「今日の私は自分のサービスゲームを非常にうまく管理できており、イガのサービスゲームでは大部分をリターンできていると感じていた。彼女のように最初のボールで主導権を握りにくる相手に対しては、いいリターンが凄く重要なの。私は彼女のサービスゲームで簡単にポイントを決めさせずに多くのボールを打たせ、時間の経過とともにプレッシャーをかけることができたと思うわ」とバーティは試合を振り返った。

「イガはストロークで相手を走らせ、相手の体勢を崩す能力を持っている。私はチャンスがあると感じたらそれを掴みにいき、先手を取る必要があった」

 2020年のアデレードで母国での初タイトルを獲得したバーティは、「オーストラリアでいいプレーをできるというのは凄くエキサイティングだわ。私はここで最高のプレーをしたい。母国のファンの前でプレーするオーストラリア人プレーヤーとして、こんなふうに1年を始めることができて本当にワクワクしている」とコメントした。

 もうひとつの準決勝では第7シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が日本の土居美咲(ミキハウス)を6-4 6-3で退け、キャリア8度目のWTAツー決勝進出を決めた。この勝利で22歳のリバキナは大会後に更新される世界ランクで自己最高となる12位になることが確実となり、もし優勝すれば11位まで上昇することができる。

「私はトップ10に入り、グランドスラムや大きな大会で活躍したいの。今週はまだ自分のベストテニスができていない。まだまだ向上の余地があるわ」とリバキナは野心と自信を口にした。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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