ゴファンの途中棄権でマレーが2019年10月以来のツアー4強入り「彼が大丈夫であるよう願う」 [ATPシドニー]

写真は準々決勝で対戦したアンディ・マレー(イギリス/右)とダビド・ゴファン(ベルギー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シドニー・テニス・クラシック」(ATP250/オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月10~15日/賞金総額52万1000ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第8シードのダビド・ゴファン(ベルギー)が第1セットを2-6で落としたあとにケガで棄権したため、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)がベスト4に進出した。

 2021年後半を膝のケガで棒に振っていたゴファンは、第1セットの終りにトレーナーを呼んで膝の裏側に治療を受けていた。

 2度に渡る股関節手術からカムバックしてランキングを上げようと奮闘しているマレーは世界ランク135位で、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した。

 久々の4強入りを決めたあと、マレーは「(準決勝は)僕にとって久々だ。ここ数ヵ月は近づいてきていたし、僕の成績がその可能性を示唆してもいた。シーズンの早い時期にこの段階に至れるというのはいいことだね。ここからさらに築き続け、いい1年を送れるよう願っているよ」と話した。

「ふたたび大会で優勝したい。それは僕が未だにプレーしている理由のひとつなんだ。自分にはまだそうする力があると僕は信じているからね。ここで僕は今、もうひとつの優勝まであと数試合というところにいる。やってのけられるよう全力を尽くすよ」

 マレーがATPツアーで最後に3試合連続で勝ったのは、ケガと大手術以降で唯一のタイトルを獲得した2019年アントワープにおいてだった。

 第1セットの出だしに非常に軽快な動きでいきなり3-0とリードしたマレーは、「コートでの動きは、僕がもっともうれしく感じた部分だった。恐らく望むよりも少し余計にミスを犯したかもしれないけど、自分の動きはよかったと思う」と振り返った。

 その一方でマレーは、相手のケガで試合を最後まで行わずに勝ち上がったことに関してはうれしく思っていなかったようだ。自分も長くケガに苦しめられてきたマレーは、「最悪だね。年を取ってくると、ケガとかそういったものに足を引っ張られる…。でも、彼が大丈夫であるよう願うよ。彼はここ8ヵ月をケガで棒に振った。確か手術を受けたんだよね」とゴファンへの思いやりを見せた。

 決勝進出を目指すマレーは次のラウンドで、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)との同胞対決を7-6(4) 6-2で制して勝ち上がった第4シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、第1シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)と第3シードのダニエル・エバンズ(イギリス)の顔合わせとなった。カラツェフが第5シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-2 3-6 6-2で振りきり、エバンズはマキシム・クレッシー(アメリカ)を6-4 7-6(5)で倒した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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