地元オーストラリアのコキナキスがリンデルネックを倒してシングルスでのツアー初優勝 [アデレード国際2]
ATPツアー公式戦の「アデレード国際2」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月10~15日/賞金総額49万3875ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したタナシ・コキナキス(オーストラリア)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)を6-7(6) 7-6(5) 6-3で倒し、同種目でのツアー初優勝を飾った。試合時間は2時間38分。
25歳のコキナキスがATPツアーで決勝に進出したのは、2017年8月のロス カボス(ATP250/ハードコート)以来で2度目だった。ダブルスでは2度決勝に進出し、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)とのペアで2017年1月にブリスベン(ATP250/ハードコート)でタイトルを獲得している。
両者は今回が初対戦。昨年シーズンに初のトップ100入りを果たした26歳のリンデルネックは、ツアーレベルのシングルスでは2021年7月のキッツビューエル(ATP250/クレーコート)でのベスト4がこれまでの最高成績だった。
今大会でのコキナキスは1回戦でブノワ・ペール(フランス)を6-4 6-0で、2回戦で第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)を6-7(5) 7-6(5) 7-6(4)で、準々決勝でワイルドカードのアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-7(5) 6-3 6-2で、準決勝では第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6-2 3-6 7-6(10)で破って決勝進出を決めていた。
これに先立ち行われたダブルス決勝では第3シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)が第6シードのアリエル・ベハール(ウルグアイ)/ゴンサロ・エスコバル(エクアドル)を7-6(5) 6-4で下し、前週のメルボルン(ATP250/ハードコート)に続いて開幕2連勝を飾った。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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