「オーストラリアではホームで戦う感覚になれる」ベスト16進出のメドベージェフ [オーストラリアン・オープン]

3回戦に勝利し、オンコートインタビューで話すダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 6-4 6-2で下し、試合後の記者会見で語った。

オーストラリアン・オープンの第1週目に満足している?

「ああ、今日は今までで最高の試合だった。スコアだけでは試合内容はわからないものだからね。ボティックは本当によかった。USオープンで対戦したときよりよかったんじゃないかな。サービスはちょっと落ちていたから、そこで自分がチャンスを生かした訳だが。ブレークチャンスはほぼ生かせた。多分2ゲームだけブレークチャンスを生かせなかったけど、十分だった。自分のレベルに満足している。サービスもよかった。彼にチャンスがあってもブレークさせなかった。動きもショットもよかった。満足できるパフォーマンスで次の試合が楽しみだよ」

 今大会ナンバーワンシードで、直近のグランドスラム王者でもあることで、マインドセットは以前と変わった?

「少しだけ自信になっているかもしれない。でも、ランキング50位のときも優勝は難しいかもしれないけど、したいと思って臨んでいた。負けるのが大嫌いなんだ。すべての試合で勝ちたいと思う。優勝が可能だとわかっていることがさらなる自信にはなっている。その自信がなければ、すべての試合がより難しくなる」 

「ボティックは第1セットの終わりに、セットを取るチャンスがあった。5-5から何が起こるかわからないからね。もしタイブレークで彼がそのセットを取っていたら、まったく違う展開になっていたはずだ。スポーツでは何でも起こり得るから、過去について話しても意味がない。起きたことが現実なのだから。自分のプレーには自信があるし、調子はいいね」

次の相手マキシム・クレッシー(アメリカ)は最近では珍しいサーブ&ボレーヤーだ。そのスタイルが現在のトッププレーヤーには効果的かもしれない。

「彼とは初対戦だ。あまり決勝まで勝ち上がった経験がないはず。たくさんはないけど、少しは観たことがある。USオープンでパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を倒したのは素晴らしい試合だった。そういうときに“彼はグランドスラムでトップ選手を倒せる”と評判になるもの。前哨戦で決勝進出、グランドスラム大会で4回戦に進み、かなり自信をつけていると思う」

「戦術的にもメンタル面でもいい準備が必要だ。彼のサービスもかなりいいと聞いている。よくないとサーブ&ボレーは効果的じゃないからね。トッププレーヤーになるのはとても難しい。スライス、サーブ&ボレー、リターン、どんな武器でもいいんだけど、トップに行きたいならそれを完全に極めないといけない。他の選手がそのスタイルを打ち破ろうとするんだからね。彼はここまでのキャリアではよくやっていると思うよ」

ニック・キリオス(オーストラリア)との試合での、観客の声について以前トピックにしていた。ここの観衆には応援されているように思うけど、自分はどう感じている?

「素晴らしいよ。前回も何も問題はなかった。ひとつだけ言いたかったのは、ファーストサーブとセカンドサーブの間だけのこと。そのほかに関しては何も気にしていない。彼らがニックを応援するのは当然だからね。僕も馬鹿じゃないから理解している。ファーストサーブをミスして、多くの観客が歓声を上げて煽るのはよくないと思う。もちろんすべての人を完璧にコントロールすることはできないけど。今日も素晴らしい雰囲気だった。オンコートインタビューが面白かった。観客と2時間も話し続けることはできない。でも、あそこが皆と唯一交流できる場所でもあり、それが楽しいんだ」

ニューヨークの観客には愛されてもいると同時に悪役になる場合もありながら、USオープンで優勝した。ここでも似た感じだ。それは気にしている?

「正直、そうだね。でも、同じだとは感じていない。この前はオーストラリアで一番人気があり、一番観客を煽る選手が相手だったんだ。問題はファーストサーブとセカンドサーブの間だけ、それ以外は何も問題ない。試合後は皆が楽しんでくれたと思う。そしてほとんどネガティブな反応はなかった。USオープンではまったく異なる状況だった。最初は自分が正しいことをしていなかったと思う。それでも冷静にプレーして、自分がいいプレーをすることで雰囲気を変えることができた。オーストラリアでは基本的には皆が応援してくれているように感じている。だから来るのが好きなんだ。ホームで戦っているような感覚がある。毎年1月はここで楽しんでいる。オーストラリアの観客の前ではアップダウンがあるのは間違いないね」

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写真◎Getty Images

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