3回戦勝利のシフィオンテクがカメラに書いた“PB”とは? [オーストラリアン・オープン]

3回戦でダリア・カサキナ(ロシア)を倒して勝利を祝うイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第25シードのダリア・カサキナ(ロシア)に6-2 6-3で勝利した。

「かなり強度の高い試合だった。試合を重ねるごとによくなっている。彼女にフォアハンドのトップスピンを効果的に打たせなかったことが戦術面ではよかった。自分から積極的にクロスからダウン・ザ・ラインに切り替えてイニシアチブを握ることができた」

強度が高かったと言ったが、スコア以上に接戦だったと思う。5-3から試合を締めくくったときどんな気持ちだった?

「あのゲームで終わらせるのはかなり難しい予感がしていた。でもブレークされたくなかった。メンタル面でも難しい状況だったけど、それまでのゲームでやってきたことを続けようと意識した。いつも言ってきたように、ダリアとの対戦で有効なことはすべて取り入れた。試合が終わりに近いなどとは考えず、技術、戦術面に集中して、どんな状況にも対応できるようにしていた」

勝利の後、カメラの画面にPB(Player Best/自己ベスト)と書いていた。自己ベストの準々決勝進出を成し遂げたら、それはどんな意味を持つ?

「準々決勝にいくのと、4回戦までに負けるのは大違い。2週目までいくと、選手はみんな自分のリズムを掴めており、ほとんどシード選手との対戦になる。かなり高いレベルの戦いになる。最初のラウンドもリズムを掴むまでは大変だけど。でも、あとから振り返ったときに“グランドスラムの準々決勝”と言えたほうが響きがいいでしょ?」

グランドスラムでの2週目は6大会連続のことだと思う。気付いていた? どう思う?

「気付いていた。試合前に少し悪いほうへ意識してしまい、ひとつ乗り越えないといけない問題だった。過去のグランドスラム大会で残した最低限の成績を残したいと思ったから。でも、その考え方はいい方法ではなかった。過去に達成したことを意識しながらも乗り越えて勝てたことはとても誇りに思える。今はコーチを代えたし、キャリアの中で新たなステージに入った。以前とは見ているものが変わっている。ポジティブに次を見据えている。今は達成できたことを喜んでいるけど、今朝はそれが少しプレッシャーにもなっていた」

グランドスラム大会の2週目まで勝ち進む秘訣は?

「秘訣なんて何もない。自分にとってすべての試合が重要で、いつも安定したプレーができるように意識している。自分には独自の勝利への道がある。正しい道を進むことを意識するだけ。プレシーズンで物凄くハードワークしたおかげで、今はいいプレーができている。試合でも活かされている。ケガや痛みがなければ、自分はやれると思う。信じることと、ディシプリンの問題だと思う」

グランドスラム大会での戦いで好成績を続けることは、どれほど自信になっている?

「多くを意味している。昨年はいい成績を継続させることが大きな目標だった。2回戦までいけることもあれば、決勝までいけることもあるから。でも、4回戦よりももっと大きな成果を挙げたいと思う。それと同時に、そのことはあまり意識しないようにもしている。次の試合、次のステップに集中して、“あと試合勝ったらどうなるか?”ということは考えないようにしている。一歩ずつ前進するのがうまくいっているから、今後もそれを続けたい」

 シフィオンテクは4回戦で、ソラナ・シルステア(ルーマニア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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