「素晴らしい相手と戦うチャンスが堪らない!」ベスト8進出のナダル [オーストラリアン・オープン]

4回戦でアドリアン・マナリノ(フランス)を倒したラファエル・ナダル(スペイン)がオンコートインタビューに応じる(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)がアドリアン・マナリノ(フランス)を7-6(14) 6-2 6-2で下し、記者会見で語った。

これほど熱いタイブレークは経験があった?

「いくつかあったかな。でもクレイジーなものだった。どちらにもチャンスがあった。最後に取れたのはラッキーだ。試合の半分がタイブレークだったような気がする」

第1セット、ブレークするチャンスもなかった原因は?

「彼が素晴らしかったからさ。それが真実だ。とてつもなく高いレベルだった。彼のボールをコントロールするのがかなり難しかった。ボールがとても速く、サービスはコースを読むのが難しかった。オープンコートをうまく作られた。リターンが本当に難しかった。でも徐々にセカンドサーブのときに踏み込むようにして、そこから主導権を握った。でも彼のプレーは本当に素晴らしかった。アスラン・カラツェフ(ロシア)を倒し、ホベルト・フルカチュ(ポーランド)にストレート勝ちしたのだからいいプレーをしているに決まっている。タフな試合になるのはコートに立つときから予想していた。彼は独自のプレースタイルで、コート上で相手をやりにくくさせる能力がある。この勝利には大きな価値がある。特に第1セットは素晴らしいものだ。とても満足しているよ。第1セットの苦しいときを耐えられた。とても重要な勝利になる」

次の相手となるデニス・シャポバロフ(カナダ)とは何度か対戦しているが、2017年の初対戦は敗れている。その試合でどんなことを憶えている?

「タフな試合だった。ナンバーワンを懸けて戦っていたからよく憶えているよ。彼は若く、高い強度で素晴らしいショットを何本も繰り出してきた。誰もが知っての通り、ツアーの中でももっともポテンシャルの高い選手のひとりだ。彼と対戦後は、間違いなくグランドスラムを複数回獲るタレントだと確信した。今後も成長を続ければ、間違いなく成し遂げるだろう。彼はアメージングなプレーを見せ、結果も出ている。調子がいいときは止められない。今日の試合では、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)のような偉大な選手にストレート勝ちだよ。そのレベルを常に維持できれば、ランキングでかなり上位に入る選手だ。僕にとって間違いなくタフな試合になる。でも準々決勝なのだから、相手が強いのは当然。勝ち抜くには、最高レベルのプレーを見せなければならない。楽しみでしょうがない。数週間前はここまでいけると思ってもみなかった」

次の相手がズベレフではなかったことに、どのくらい驚いた?

「それほど驚いていない。ズベレフはランキングを見れば優位だったかもしれないが、そこまでの優位性は感じられなかった。デニスの調子がいいときは、どれほどいいプレーができるのか皆も知っているはずだ。ストレート勝ちは予想外だったが、それが結果だ。試合は観てないけど、デニスは素晴らしいプレーをしたのだろう。ズベレフの調子がどうだったのかわからないけど、ストレートで倒すには相当いいプレーが必要だ。驚きはほんの少しだけだ。そこまではっきり予想できる対戦ではなかった」 

2試合連続でレフティーが相手になるが、どのくらい難しいもの?

「レフティーは多くないから、珍しいことだね。ある程度慣れてはいるけど、右利きとの対戦とはまったく違う。とにかく早く相手に慣れて、順応していいプレーをするしかない。レフティーとの対戦は少し違うアプローチになるが、一番考えなければいけないのはいかに自分が最高のプレーをできるかだ」

この数週間でもっともうれしく思っているのはどんな点?

「一番うれしいのは、ここにいられるだけ健康で体の調子がいいことだ。前哨戦も含めて7試合もプレーできるとは、ここに来たときは思いもしなかった。プレー面でも全体的に満足している。ケガから復帰したばかりで、ここまで高いレベルで練習できているし予想以上にいい状態だ。しかしスポーツにおける変化のスピードは凄まじく、チャンスのときにしっかり準備ができていないといけない。この数ヵ月本当に努力を重ねてきた。コートに立つ時間はそれほど長くなかったけど、ツアーに復帰できるように最善を尽くしてきた。ふたたびグランドスラム大会で準々決勝までこられたことを楽しんでいる。とても特別なことだ。素晴らしい相手と戦えるチャンスがあることが、エキサイティングで堪らないんだ」

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写真◎Getty Images

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