シフィオンテクが準決勝へ、追い込まれながらも36歳カネピを攻略 [オーストラリアン・オープン]

写真は準決勝進出を決めた瞬間のイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がカイア・カネピ(エストニア)を4-6 7-6(2) 6-3で倒してベスト4に進出した。試合時間は3時間1分。

 グランドスラム大会でシフィオンテクが準々決勝を突破したのは、優勝を飾った2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。

 全豪に4年連続出場となる20歳のシフィオンテクは、2020年と21年のベスト16がこれまでの最高成績だった。第15シードで臨んだ昨年は3試合を勝ち上がったあと、4回戦でシモナ・ハレプ(ルーマニア)に6-3 1-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。昨年の大会でタイトル防衛を目指していたソフィア・ケニン(アメリカ)を2回戦でノックアウトした36歳のカネピは今回も4回戦で第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を5-7 6-2 7-6(10-7)で倒す番狂わせを演じ、4つのグランドスラム大会すべてで8強の舞台を経験することになった。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦で予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)を6-3 6-0で、2回戦でレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-2 6-2で、3回戦で第25シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-3で、4回戦ではソラナ・シルステア(ルーマニア)を5-7 6-3 6-3で破って8強入りを決めていた。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。コリンズは準々決勝で、アリゼ・コルネ(フランス)を7-5 6-1で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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