地元優勝を目指すバーティがキーズを退け、6試合で1セットも落とさず決勝へ [オーストラリアン・オープン]

写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)がマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-3で退け地元優勝に王手をかけた。試合時間は1時間2分。

 グランドスラム大会でバーティが準決勝を突破したのは、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア3度目となる。同ラウンドでの戦績は、3勝1敗となった。

 全豪に6年連9度目の続出場となる25歳のバーティは、2020年のベスト4がこれまでの最高成績だった。トップシードとして臨んだ昨年は、準々決勝でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に6-1 3-6 2-6で敗れていた。バーティは今季開幕戦のひとつだったアデレード(WTA500/ハードコート)で2年ぶりにタイトルを奪還し、今大会を迎えている。

 この結果でバーティは、キーズとのジュニア時代からの対戦成績を4勝2敗とした。グランドスラム大会ではフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で2度顔を合わせ、2017年の1回戦はキーズが6-3 6-2で、19年の準々決勝はバーティが6-3 7-5で勝っていた。

 今大会でのバーティは1回戦で予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-0 6-1で、2回戦で予選勝者のルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1 6-1で、3回戦で第30シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-3で、4回戦でアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-4 6-3で、準々決勝では第21シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-2 6-0で破って4強入りを決めていた。

 バーティは決勝で、第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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