シフィオンテクを終始圧倒したコリンズがグランドスラム決勝の舞台へ、全豪ではアメリカ勢3年連続 [オーストラリアン・オープン]

写真はダニエル・コリンズ(アメリカ/右)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)が第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 6-1で倒してグランドスラム初制覇にあと1勝と迫った。試合時間は1時間18分。

 同大会の同種目でアメリカ勢が決勝に勝ち上がったのは、2020年のソフィア・ケニン(アメリカ)と昨年のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)に続いて3年連続となる。

 全豪に4年連続出場となる28歳のコリンズは、本戦デビューだった2019年大会でグランドスラム自己最高のベスト4をマーク。ノーシードで臨んだ昨年は、2回戦でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に5-7 2-6で敗れていた。

 バージニア大学時代の2012年と14年にNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権でチャンピオンに輝いた実績を持つコリンズは、昨年の夏にマッチ12連勝を飾る過程で初のツアー決勝進出を果たすと7月末のパレルモ(WTA250/クレーコート)と8月初頭のサンノゼ(WTA500/ハードコート)でタイトルを獲得した。

 この結果でコリンズは、シフィオンテクとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年2月にアデレード(WTA500/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、コリンズが第2セット途中で棄権したためシフィオンテクが勝者となっていた。

 今大会でのコリンズは1回戦で予選勝者のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-1 6-3で、2回戦でアナ・コニュ(クロアチア)を6-4 6-3で、3回戦で19歳のクララ・タウソン(デンマーク)を4-6 6-4 7-5で、4回戦で第19シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を4-6 6-4 6-4で、準々決勝ではアリゼ・コルネ(フランス)を7-5 6-1で破って4強入りを決めていた。

 コリンズは最終ラウンドで、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは準決勝で、マディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-3で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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