快勝のズベレフが2017年に続くタイトル獲得に王手、決勝の相手はツアー初優勝を目指す同年齢のブブリク [南フランス・オープン]

写真は2021年シンガポール・テニス・オープンでのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「南フランス・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月31日~2月6日/賞金総額49万3875ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝が行われ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がタイトルをかけて対決することになった。

 第1シードのズベレフが23歳のミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-1 6-3で下し、第6シードのブブリクは第5シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-4 6-2で退けた。

 モンペリエに来てから快進撃を続けているズベレフはわずか53分で試合を片付けたあと、オンコートインタビューで「決勝に進出できてうれしいよ。かなりいい試合ができたからね。試合を通し、まずいゲームはひとつだけだったかな。全体的に見て、ふたたび決勝に残れて満足だ。相手は12歳のときからよく知っているアレックス(ブブリク)だから、楽しい試合になるよう願っている」と話した。

 ズベレフは2017年にも同大会に出場し、その際には優勝を遂げている。彼は先月のオーストラリアン・オープンでの4回戦敗退に失望している様子を見せたが、奮起を期してこの大会に出場した。

 一方で昨年に安定した成績を挙げて現在世界ランク35位のブブリクは、ATPツアーでのキャリア初タイトルを狙っている。

 ふたりはツアーレベルで一度だけ対戦しており、2021年3月のロッテルダムで実現したその対戦ではブブリクがストレートで勝っている。

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写真◎Getty Images

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