オペルカが一度もブレークを許さずツアー3勝目、準優勝のブルックスビーは初のトップ50入り [ダラス・オープン]

写真は今季初優勝を飾ったライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ダラス・オープン」(ATP250/アメリカ・テキサス州ダラス/2月7~13日/賞金総額79万2980ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で第2シードのライリー・オペルカ(アメリカ)が第4シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を7-6(5) 7-6(3)で倒し、4試合で一度もブレークを許さずチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間51分。

 オペルカがATPツアーでタイトルを獲得したのは、2020年2月のデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。オペルカがツアー初優勝を飾ったのは、同大会がニューヨークで開催されていた2019年のことだった。

 この結果でオペルカは、ブルックスビーとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年10月にアントワープ(ATP250/室内ハードコート)の1回戦で一度顔を合わせており、ブルックスビーが6-4 6-4で勝っていた。

 今大会でのオペルカは初戦となった2回戦で予選勝者のセドリック マルセル・ステッベ(ドイツ)を7-6(3) 7-6(8)で、準々決勝で第5シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3 6-4で、準決勝では第3シードのジョン・イズナー(アメリカ)を7-6(7) 7-6(22)で破って決勝進出を決めていた。

 ちょうど1年前は世界ランク300位以下だった21歳のブルックスビーは2度目のツアー決勝でふたたび敗れはしたが、今週の活躍で大会後に更新されるATPランキングで初のトップ50入りが確実となった。

 このあとに行われたダブルス決勝では、第1シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)がロイド・グラスプール(イギリス)/ハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)を7-6(4) 6-4で下してコンビ初優勝を飾った。(テニスマガジン)


男子ダブルス優勝のマルセロ・アレバロ(エルサルバドル/右)とジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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