ワクチン接種完了が出場条件のインディアンウェルズにジョコビッチがエントリー
男女共催のツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000、WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月9~20日/ハードコート)の主催者が発表したエントリーリストにはほとんどのトッププレーヤーが名を連ねており、男子の筆頭にはノバク・ジョコビッチ(セルビア)の名前もあった。
大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種完了を出場条件としているため、ジョコビッチが実際に大会でプレーするにはワクチンを接種する必要がある。しかし彼は昨年12月16日に感染しており、一定の期間は理論的にワクチンを接種できないことになるためかなりぎりぎりの計算になる。
エントリーリストを発表した2月9日、大会は「健康と安全は絶対的優先事項であり、インディアンウェルズの会場に入るにはワクチン接種完了の証明書が必要となります」と声明文の中で述べた。
ちなみにジョコビッチは、2月21日から本戦が始まるドバイの大会にもエントリーしている。
インディアンウェルズにはジョコビッチ以外にもダニール・メドベージェフ(ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、ラファエル・ナダル(スペイン)のほか、ロッテルダムで優勝したばかりのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)などトップ10の全員が出場を予定している。目につく欠場者の中には現在まだ手術後のリハビリ中であるロジャー・フェデラー(スイス)や錦織圭(フリー)がいるが、ケガで長く戦列を離れていたドミニク・ティーム(オーストリア)の名前はリストの中にあった。
女子ではオーストラリアン・オープンで栄冠に輝いたアシュリー・バーティ(オーストラリア)を始め、同じくトップ10プレーヤー全員が名を連ねている。世界ランクを80位以下に落としている大坂なおみ(フリー)は本戦ダイレクトインから外れたが、恐らくワイルドカード(主催者推薦枠)が与えられるものと見られている。
写真◎Getty Images
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