シャポバロフらベスト8が出揃う、マレーはバウティスタアグートに完敗 [カタール・オープン]

2022-02-17

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シャポバロフらベスト8が出揃う、マレーはバウティスタアグートに完敗 [カタール・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真はオーストラリアン・オープンでのアンディ・マレー（イギリス）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦の「カタール・エクソンモービル・オープン」（ATP250／カタール・ドーハ／2月14～19日／賞金総額117万6595ドル／ハードコート）の男子シングルス2回戦で、ワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー（イギリス）が第2シードのロベルト・バウティスタアグート（スペイン）に0-6 1-6で完敗した。

　上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、バウティスタアグートはこの試合が初戦だった。昨年の準優勝者であるバウティスタアグートは試合を通し、厳しい所を突きながら壁のようにボールを返し続ける非常に堅固なプレーでマレーにつけ入る隙を一切与えなかった。

　第1セットを0-6で落としたあと、マレーは第2セット第2ゲームをキープして1-1とようやくゲームを取ることに成功したが傾向は変わらず、バウティスタアグートが深いグラウンドストロークでマレーを押し下げ長いラリーで常に優位に立ち続けた。マレーは最終ゲームにフラストレーションを爆発させ、ラケットを叩きつけた。

　バウティスタアグートは準々決勝で、同胞のアレハンドロ・ダビドビッチフォキナ（スペイン）と対戦する。このところめきめき力をつけつつある22歳のダビドビッチフォキナはこの日、第5シードのダニエル・エバンズ（イギリス）を4-6 7-5 6-4で倒す番狂わせに成功した。

　この日初戦に臨んだバウティスタアグート以外の上位シード勢は第1シードのデニス・シャポバロフ（カナダ）がアレックス・モルチャン（スロバキア）を6-4 6-0で、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのニコラス・バシラシビリ（ジョージア）がラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のエリアス・イーメル（スウェーデン）を6-4 7-5で、第4シードのマリン・チリッチ（クロアチア）はボティック・ファンデザンツフープ（オランダ）を6-3 7-5で下してそれぞれ8強入りを決めた。

　そのほかの試合では第6シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）、マートン・フチョビッチ（ハンガリー）、アルトゥール・リンデルネック（フランス）が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。今季に入って好成績をおさめているリンデルネックは、第7シードのアレクサンダー・ブブリク（カザフスタン）に6-7(5) 6-1 6-4で競り勝った。

　準々決勝ではシャポバロフがリンデルネックと、バシラシビリがフチョビッチと、チリッチはハチャノフと顔を合わせる。

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